FITパワー

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コンクリートブロック塀(CB塀)等 耐震補強金具

コンクリートブロック塀(CB塀)等 耐震補強金具「FITパワー」

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■FITパワーとは

控え壁の代わりとなる耐震補強金具です。
今あるコンクリートブロック塀を解体撤去せずに、そのまま耐震補強することが可能です。
人力搬入・施工ができ、少ない工程数と小さな基礎で現場の施工負担軽減とコスト削減を可能にしました。

FITパワーはブロック塀を守る金具ではありません。
地震などで大きな揺れがあった場合にブロック塀の瞬間的な転倒を防ぎ、人命を最優先に守るための製品です。
大地震の際には斜めに傾く可能性があります。


FITパワー
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■コンクリートブロック塀の役割

正しく施工されたコンクリートブロック塀は敷地境界を明確にしたり、外構を彩るためだけでなく、 堅牢性が発揮し自然災害や事故などから私たちの命を守ってくれる働きをしてくれます。

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■正しく施工されたコンクリートブロック塀とは

コンクリートブロック塀は施工できる高さが建築基準法により定められています。
また、道路天端よりH1,200mm以上のブロック塀は規定ピッチ以内に控え壁を設置しなければなりません。
その他、建築基準法では鉄筋や基礎など様々な規定が定められています。

しかし、どんなに正しく施工されたコンクリートブロック塀でも耐久年数は約30年と言われています。(日本建築学会より)

施工不良や老朽化したコンクリートブロック塀は災害時に時として危険物となります

FITパワー
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日本全体で今後30年以内に高い確率で震度6弱以上の揺れに見舞われると予想されています。

■直接被害

●転倒したコンクリートブロック塀の下敷きになる
●倒壊した瓦礫が直撃する など

■間接被害

●散乱した瓦礫などの障害物が避難経路の妨げとなる
●負傷者救出の遅延 など

コンクリートブロック塀(CB塀)の耐震化が進まない理由

●CB塀解体に伴う高額なコスト
●狭小地では重機等の侵入が困難
●控え壁や金属支柱設置後の利便性喪失(駐車スペースや軒下通路などが狭くなる等)

FITパワーは敷地を最大限有効活用できる

FITパワー

■FITパワー
取付後も住人は通る事が可能です。
※通常、L字部分は地中に埋設されます。(下記図参照)

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■CB控え壁
明らかに住人は通る事が不可能です。

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■従来の金属支柱
取付け後、住人は通る事に窮屈さを感じます。

FITパワー FITパワー

震災時にCB塀が急に倒れてくるのを防ぎ、命を守る!耐震補強という新たな選択肢。

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■ロックボルト杭基礎工法

法面擁壁やトンネル天井などに使用されるロックボルト杭基礎工法を採用。
基礎重量ではなく、地盤摩擦力を利用。

耐腐食性、耐候性に優れたガラス繊維強化プラスチック(GRP)製の杭基礎を採用し、少ない工程数と小さな基礎で 現場の作業負担と施工コストの削減を可能にしました。

FITパワー

■既存CB塀を解体せずに耐震化が可能

FITパワーは既存CB塀をそのまま耐震化するため、解体撤去に比べ、大掛かりな工事が不要。
施工コスト削減と工期短縮に繋がります。

■構造計算を基に

FITパワーは構造計算を基に設計され、岐阜大学工学部指導のもと実証実験が行われ、耐震性能が実証されています。

FITパワー

■1人でも施工ができる製品設計

重機などの使用が困難な狭小地でも人力による搬入、設置作業が可能。
規格品18型アングル支柱(最重量品)で31kg。
角根丸頭ボルトを使用するため空回りを防止し、作業員1人でも敷地側からの締め付け固定が可能です。

FITパワー

岐阜大学工学部社会基盤工学科、先端材料・構造研究室指導のもと、静的水平力載荷試験を実施
※詳しくはQRコードをカメラで読取り動画をご覧ください。

FITパワー

控え壁を設置していないCB塀FITパワーを設置したCB塀の倒壊実験の動画となります。

FITパワー

日本建築学会の基準に基づいた控え壁を設置したCB塀FITパワーを設置したCB塀の比較試験を行いました。

FITパワー施工事例

FITパワー施工事例 FITパワー施工事例

■変電所のCB塀耐震化

変電所の敷地外周を囲うCB塀は安全面から解体撤去などの大掛かりな工事が困難なため、FITパワーで既存のCB塀を生かした耐震補強をされました。
控え壁に比べ、出幅が小さいため設備に影響する事もありません。

FITパワー施工事例 FITパワー施工事例

■こども園駐車場のCB塀耐震化

こども園駐車場のCB塀に控え壁が無く、小さな子供たちが通う場所として安全面に不安がありました。
また、隣家との距離が近く重機を使用した工事が困難でした。
FITパワーを設置したことで駐車スペースを狭めることなく、大掛かりな工事をせずに短期間で耐震化する事ができました。

FITパワー施工事例 FITパワー施工事例

■万年塀の耐震化 ※受注生産品

FITパワーは万年塀にも対応しています。
万年塀の場合、柱と柱の中間に1セット設置します。
※受注生産品の為、製造納期を最大1ヶ月頂きます。詳細はメーカーにお問合せ下さい。

FITパワー施工手順

■施工前 事前確認

※下記の場合はFITパワーは使用できません。

◇無筋・鉄筋に腐食や切断がある場合
◇著しい傾き・歪みがある場合
◇折れや深刻な亀裂・破損がある場合
◇破損等により基礎が著しく弱体化している場合
◇極度の土圧を受けている場合
◇CB塀躯体強度に深刻なダメージがある場合

●補強後の耐久性に問題が生じるであろう笠木の破損・表面の腐食・鉄筋の露出等は補修して下さい。
●地盤摩擦力を利用するため、地盤が液状化した場合には、耐震性能の著しい低下もしくは喪失する恐れがあります。
●施工スペースが650mm未満の場合や、杭基礎設置場所にガスや排水等地下配管がある場合は、FITパワーは施工できません。
●道路天からの高さが2,000mmを超える場合は、特注対応となります。

施工手順 標準仕様

①取付ボルト位置出し 穴加工仮置き

施工手順 標準仕様

●コンクリート部分のハツリ作業
(既設ブロック塀のベース基礎のハツリ含む)

施工手順 標準仕様

●ボルト取り付け用の貫通穴を空ける
(振動ドリル)φ15㎜~18㎜

施工手順 標準仕様

●敷地側アングル支柱の仮置き

施工手順 標準仕様

※穴掘り箇所を鉄筋棒などでマークをすると施工が容易です。

②杭基礎坑位置出し 穴掘り

施工手順 標準仕様

●穴掘り作業

施工手順 標準仕様

●穴の深さを確認してください。●穴の径φ180㎜以上

③主金具 CB塀に取付

施工手順 標準仕様

●道路・隣地側プレートと角根丸頭ボルトをセット

施工手順 標準仕様

●敷地側アングル支柱をセット
角根丸頭ボルトを敷地側から締め付けて固定

④ロックボルト(パワースレッド)セット コンクリートの流し込み

施工手順 標準仕様

●敷地側アングル支柱を通して杭基礎坑にロックボルト(パワースレッド)をセット

施工手順 標準仕様

●コンクリート(FC18)を流し込む

施工手順 標準仕様

●バイブレータ等で空洞を無くす

⑤ロックボルト(パワースレッド)専用ナット取付け確認

施工手順 標準仕様

●ロックボルト(パワースレッド)と専用ナットが固定されている事を確認

④ロックボルト(パワースレッド)セット コンクリートの流し込み

施工手順 標準仕様

●敷地側完成(写真 FITパワー 18型アングル支柱)

施工手順 標準仕様

●道路・隣地側完成(写真 FITパワー 18型プレート)

オプション品

アルミ製コーナーガード

景観の保護やいたずら防止などを目的とした敷地側アングル支柱の化粧カバーです。
各型に合わせたサイズをご用意してます。

オプション品
オプション品
オプション品

ブロック塀折れ防止RV強化テープセット

FITパワー設置面以外や鉄筋に面していないブロック塀上部などを簡易的に補強する事ができます。

オプション品
オプション品
オプション品

●Sモール仕様
●Tロックアンカー仕様
●支柱間隔構造計算表
●FITパワー価格表
こちらのカタログを参照ください。

FITパワーのお見積りにはCB塀の高さ、幅、厚みが必要です。
見積依頼の際は既存ブロック塀の道路天からの高さ、幅、厚みをお教えください。